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地場産業紹介

和紙

和紙の歴史

市川の和紙の起源は、甲斐源氏の時代に遡ります。甲斐源氏の祖・源 義清(みなもとのよしきよ)が市川大門町に居を構えた際、伴ってきた家臣の紙工「甚左衛門」が紙漉き技術を伝授したのが興り、だと伝えられています。以後、市川手漉和紙は武田氏時代や武田家滅亡後も徳川家の御用紙として幕府に献上されました。

和紙

和紙は「美人の肌のように美しい」というたとえで、「肌好」と呼ばれ、和紙職人の「肌吉衆」は手厚く保護されてきました。千年以上も続く伝統の技術は、今も地場産業に生き続けています。

町内の業者は多種多様な紙を製造し、全国へ送り出しています。中でも障子紙は全国シェアの40%(日本一)を占め、本町地場産業の中心となっています。