忍野村

岡田紅陽生誕100年記念誌 「富士こそわがいのち」 代表作や村民のスナップ掲載
 四季を通じた富士山の撮影ポイントが点在する村内には県内外から「忍野富士」を狙うカメラマンが多数訪れる。写真家岡田紅陽(1895-1972年)も富士山の撮影のため同村をはじめ、河口湖町、山中湖村をしばしば訪問。忍野村には1916(大正5)年に初めて訪れたといわれ、冬の間には村内の旅館や別荘に滞在し村民と親交を深めたという。村は紅陽の生誕100年を記念して97年に記念誌(B5判、164ページ)を作製。紅陽の代表作「神韻霊峰」「雪の水車」をはじめ村民とのスナップ写真など約100点を掲載している。