簡単にできる?パソコン会計 記帳編
簡単にできる?パソコン会計の第2弾、
導入編で自社の取引に合わせた科目設定を行い、
期首残高を入力したら、いよいよ毎日の取引の記帳を行ないます。
売上、仕入れ、経費の支払いといった通常の取引は、
会計ソフトの簡単入力機能を使えばOKですが、
手形の取引や借入金の返済などの特別な取引?には、
簿記で言うところの「仕訳」の知識が必要です。
簿記は、原因があって結果が発生するという原理のもとに日々の取引を記録するもので、
取引の原因と結果を特定する作業を「仕訳」といいます。
できるだけわかりやすく解説するつもりですので、
がんばってついてきてくださいね。
もし、ついてこれなくなってしまったときは、商工会にお問い合わせください。
| 手順4.現金出納帳を記帳しましょう。 |
現金出納帳は現金の出入りを記録する帳簿で、
残高がマイナスになることはありません。
(マイナスになってはいけません。)
期首の現金残高は入力してありますか?
1月1日、または仕事始めの日に、
レジスターや事業に使う財布の中の現金を期首の残高とします。
売上や仕入れ、経費の支払いなどの通常の取引は、
会計ソフトの簡単入力機能を使います。
現金を補充した場合、
また、預金口座に入金した場合の取引などは、
現金出納帳入力機能を使います。
現金が増えた場合は左側の欄、
減った場合は右側の欄に金額を記入し、
科目欄では現金が増減する原因になった相手科目を指定します。
現金を補充した場合、考えられる相手科目は、
預金から引き出して補充 …… 登録した預金口座
家計から補充 …… 事業主借
金融機関から借り入れて補充 …… 借入金
掛売りした売上を現金で回収 …… 売掛金(取引先)
通常の取引以外で現金が減った場合、考えられる相手科目は、
預金に入金 …… 登録した預金口座
家計に入れる。 …… 事業主貸
(レジや事業の財布から寸借して、
新聞代や夕飯のおかず等を買った場合も事業主貸です。)
借入金の返済 …… 借入金+利子割引料
掛けで仕入れた商品代を現金で支払い …… 買掛金(取引先)
前年度未払金に計上した経費を現金で支払い …… 未払金
現金出納帳はあくまで現金の出入りを記録したものであり、
現金の出入りが伴わない取引は記帳しません。
レジや事業の財布の中身と現金出納帳の残高が一致していますか?
一致しない場合は記帳漏れや金額の間違いがあるはずです。
出納帳を一覧表示またはプリントして内容を確認し、
原因が判明したら修正しましょう。
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| 手順5.預金出納帳を入力しましょう。 |
預金出納帳は事業に使う預金口座の出入りを記帳する帳簿で、
事業に使う預金口座が複数ある場合は、
それぞれの口座ごとに作成して取引をすべて入力します。
金融機関との契約内容によっては、
残高がマイナスになることもあります。
期首の預金残高は入力してありますか?
前年12月31日以前の、
最後の取引後の預金残高を期首の残高とします。
預金出納帳は預金の出入りを記録したものであり、
預金の出入りが伴わない取引は記帳しません。
記帳の仕方は手順4の現金出納帳と同じ、
ただし、預金利息が入金した場合の相手科目は事業主借です。
金融機関から資金を借り入れ、
初回金利が差し引かれて口座に入金した場合は、
左側に入金した金額と利子割引料、
右側に借り入れ金額、
預金口座から借入金を返済した場合は、
左側に返済元金と利子割引料、
右側に返済金額を入力します。
この場合、左側の合計額と右側の金額は、
常に等しいことを確認してください。
口座の預金残高と預金出納帳の残高は、
常に一致していなければなりません。
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| 手順6.売掛帳、買掛帳を入力しましょう。 |
掛売りや掛仕入れをする取引先ごとに整理する帳簿で、
導入編の手順3で作成します。
取引先ごとの期首の売掛金、買掛金残高は入力しましたか?
それでは取引先ごとに記帳を始めましょう。
掛売りした場合の相手科目は売上です。
掛売り分を現金で回収した場合の相手科目は現金です。
ただし、現金出納帳や預金出納帳で回収処理を入力した場合は、
すでにその取引が売掛帳に反映されています(いるはずです)ので、
あらためて入力する必要はありません。
掛仕入れした場合の相手科目は仕入れです。
買掛金を現金で支払った場合の相手科目は現金です。
ただし、売掛金と同様に、
現金出納帳や預金出納帳で支払い入力した場合は、
すでにその取引が買掛帳に反映されています(いるはずです)ので、
あらためて入力する必要はありません。
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| 手順7.以降は後日掲載します。 |
特別な仕訳については、後日掲載します。
売上や仕入れ、経費の支払い等、通常の取引であれば、
簡単仕訳とか簡単記帳とかの機能を使えば記帳できますが、
受取手形を割り引いた場合とか、事業主貸や事業主借等の取引の
記帳に対応していない場合があります。
仕訳は記帳の基本ですので、しっかり理解しましょう。
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