郷土が生んだ近藤浩一郎の水墨画が展示してあるアルカディア文化館は、図書館、美術館、体育館を備えた近代的な施設であります。更に特筆すべきは、町長室の脇から掘削され湧出豊富な「なんぶの湯」は豪華な設備と心温まるおもてなしは、きっと思い出に残るひとときになるでしょう。
8月15日に行われる夏の一大風物詩「南部の火祭り」は盆の送り火と川供養の奇祭であると同時に稲を病害虫から守るための虫送りの意味も込められていると云います。
もともとは江戸中期の元禄時代頃に富士川下流沿岸で行われていましたが、次第に縮小され、現在は南部町の富士川沿岸のみで行われています。
オープニングを飾る「投松明」、「大松明」の炎が仏様の道明かりとなり「灯篭流し」が厳かに行われます。一斉に点火される「百八たい」が富士川の両岸で燃え上がると、祭りはクライマックスを迎えます。
名産のタケノコが旬を迎える4月下旬に「たけのこ祭り」が開かれます。 たけのこご飯や採れたてのタケノコの直売がうれしい。 各種模擬店が立ち並び、毎年さまざまなショーや郷土芸能が催され大いに賑わいをみせます。
ボランティアの方々が育てている70種2万5千株のアジサイが咲き誇る「うつぶな公園」は、山梨県の花の名所に指定されています。この公園内で6月中旬〜下旬の約2週間、恒例の『南部あじさい祭り』が開催されます。今年も祭りの期間中は、色とりどりに咲いたアジサイが訪れる人たちの心をなごませてくれることでしょう。癒しの空間へ是非どうぞ・・・
年6月第一土曜日に開催される『さつき祭り』は、商工会がむらおこし事業の一環として、町に伝わるさつき姫伝説に由来する祭りです。会場となる南部町役場本庁舎前広場には屋台や地場産業の体験コーナー等が軒を連ね、メインステージではタイムテーブルごとに催しものを楽しむことができます。
さつき姫祭りは南部の地に深くかかわりのあるさつき姫にちなみ、毎年6月の第一土曜日に、商工会が主体となり、むらおこし事業の一環として開催されるお祭りです。メインステージでは、町内や近隣の団体などが日ごろの練習の成果を見せる、伝統芸能などの演目や、皆様に楽しんで頂けるようなイベントが盛りだくさんです。